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【聞見会念仏会(もんけんかいねんぶつえ)】2015年3月 第十回 @福井県越前市長慶寺様

2015年3月11日 by 慈海

記念すべき第十回目の聞見会念仏会(もんけんかいねんぶつえ)は、第一回開催会場である、福井県越前市の長慶寺様で開催されることとなりました。
これを記念して、ご法話も、長慶寺釋一法師から賜ることとなりました。
是非、この機会に一緒にお念仏の響きをよろこばせていただきましょう。

第十回 聞見会念仏会

日時:2015年3月2829日(日)9時から12時

会費:不要
場所:福井県越前市長慶寺様
〒915-0082 福井県越前市国高3丁目12−49

※国道8号線:ハナテン中古車センターの裏です。
※事前にご連絡いただければ、JR鯖江駅または武生駅まで迎えに参ります。
※慈海は、8時ごろに自宅(春江町針原)を出ます。2人まで席に余裕がありますので、声をかけていただければ会場長慶寺様までご一緒することも可能です。

お問い合わせ、送迎のご希望等については、下記メールフォームからご連絡ください。

 

なんまんだぶ

カテゴリー: お知らせ タグ: 仏法談義, 念仏会, 法話, 長慶寺

懐かしい声

2014年12月10日 by 慈海

風呂にはいるとき、湯船にゆっくり浸かるときは、携帯を持ち込んで、法話やら、師と法談している時に録音したものを聴いていたりしている事が多い。

今日は冷えた。
なので、ゆっくり湯船に浸かろうと湯船に湯を貯める前に、本物の御法話をじっくりお聴聞したいなと思い、梯和上のご法話音源を引っ張り出してきて、再度携帯に突っ込んでみた。

どれを聴こうかなと、あれこれ出だしを再生していると、染香人のご和讃を御讃題に頂戴されているご法話が耳に止まった。

ああ懐かしいなと、そのまま風呂にはいるのも忘れてじっと聞き入る。

何度も何度も聞いたご法話だ。
サラリーマンの時、満員電車の車内で、思わずお念仏をつぶやいて、隣に立っていたの綺麗なお姉さんやらおじさんやらに、ぎょっとした顔で見つめられたのが、この御法話だった気がする。

あれから何年経ったか。

一昨年のこと、福井の千福寺さんで、梯和上の勉強会が開催されるからどう?と河久保道場の水上さんに誘われ、初めて梯和上にお会いすることができた。

勉強会の途中、「あぁ、あの時の声の主が、今まさに、目の前に立っている」と心が震えた。

その梯和上も、先日お浄土の住人となられたそうだ。

なんまんだぶ なんまんだぶ なんまんだぶ

今称えているこの声の主を、いずれ慈海もまた、眼のあたりに見たてまつる時が来るのだろうか。

懐かしい、念仏の声を、先んじて、ほんの少しだけよろこぶ。
ご開山のようには慶べないけど、毛の先ほどだけ。

なんまんだぶ なんまんだぶ なんまんだぶ

 

カテゴリー: 口耳四寸記 タグ: 慶, 梯和上, 法話

ありがたくもないものを

2014年11月22日 by 慈海

月忌のお参り先で、珍しく若い息子さんが仏間に顔を出されていた。

慣れてきてしまった慈海の読誦する声の後ろから、たどたどしくも大きな声で一緒についてくる声が聞こえる。

お勤めのあと、いつも短い法話を取り次ぐのだけれども、この日のお取り次ぎはしんどかった。

目の前に自分が座ってるような気がしたからだ。

必死で見よう見まねで真似をして、それも最近こなれてきた。それが見透かされている気がして、歴史の話に終始した。しゃべっていて、しゃべってる本人がくそつまらんと聞いていた。「しばらく法の話はせんほうがいいかもしれない。」そう思い始めていた。

ありがたいとも思っていないものを、ありがたそうに語るのは嘘だ。ありがたくないなら、ありがたくないというのが本当だろう。

「手に入ったもんは、手放しで話ができる」と聞いた。

「手に入ってないもんの話をしようとすると、話を作るようになるぞ。それは妄語やぞ。お説教で嘘は絶対アカン!お前はそれをやる。」とも聞かされた。

お取り次ぎのあと、お茶を出してくださり、しばし世間話。そのうち、お店をやっているお宅なので、先程の息子さんと二人きりになる。すると、質問をされた。

「さっきのお経の一番最初に『帰命』ってあったけど、前から気になってたけど、これってどういう意味?」

“疑問”というのは素晴らしい。同じような疑問から、慈海も始まったのだった。初心を思い出す。

さっきまで、法の話がしんどかったはずなのに、気がつけば小一時間語り合う。

法の話は、やっぱり楽しい。

なんまんだぶ なんまんだぶ なんまんだぶ

 

カテゴリー: 口耳四寸記 タグ: 帰命, 月参り, 月忌, 法話, 疑問

聴聞は、響きを聴く。

2014年6月19日 by 慈海

「お聴聞ちゅうのは、響きを聞くんやろうなぁ」と、聞いた。

何を間違ったのか、私は釋慈海という法名を賜り、袈裟をかけるような者になっただけでなく、如来様の前で、御法(おみのり)をお取り次ぐことがたまにあるようになった。

「法話ちゅうのはな、教え聞かせると思うたらあかん。お前は教えの位に立つな。そんなもんは、祖師方、ご門主様方の役割や。取り次ぐちゅうことは、お前が聞かせてもらうんやろうなぁ。」

聞いた話を、「そのまま取り次ぐ」と言うのは、難しい。どうしても、自分の言葉で語りたくなる。
今の時代、自分の言葉で語るということが、良いことのように思われるかもしれないが、御法の前に、慈海というキャラクターは必要ない。

「いいお説教ちゅうのは、スーッとお前自身が消えていって、ただそこに、御法だけがあるようなお説教やろうなぁ」

個性とか、自立とか、そういう世界で生きてきたつもりの私には、なんとも奇妙で、とらえどころのない示しである。

最近、慈海は取り次ぐご法話を組み立てるときは、机に向かわない。
ボーッと頭のなかで、聞いた話を思い出して、聴いたときの響きを、頭のなかで、何度も何度も響かせてる。
お取り次ぎのご縁がうれしいのは、何度も何度もこうやって、お気に入りの御法話を、繰り返し繰り返しお聴聞できるからかもしれない。

「聴くときは、頭で聴くな、お説教のその響きを頭に鳴らしとけ」

というようなことを、深川和上はおっしゃったそうである。

「わかろうと思って聞くな。わかってこいとは、四十八願どこを探してもおっしゃってなさらん。わかったつもりが一番厄介や。わかったつもりは、自分にお悟りの世界を引き寄せてるちゅうことや。」

これを、疑い、というのかもしれない。

世間知らずの上に、御法義の勉強もままならない、頭の悪いこの慈海が、如来様の前で、如来様の本願力について取り次ぐ。
なんて思うと、とたんに緊張して何も語れなくなる。

頭のなかで響かせた、その響きが、慈海の口から、その響きが、そのまま、濁らず澱まず、こぼれていけたら。


なんまんだぶ なんまんだぶ なんまんだぶ

カテゴリー: 口耳四寸記 タグ: 法話, 言葉

【第六回】聞見会 念仏会 (もんけんかい ねんぶつえ)@福井県坂井市春江町 慈海宅

2014年6月19日 by 慈海

2014年6月の念仏会を開催します。

今回も、お念仏の合間にご法話音源のお聴聞を予定しています。

どうぞいっしょにお念仏いたしましょう。

【第六回】聞見会 念仏会 (もんけんかい ねんぶつえ)

■日時■

6月22日(日) 09:00~

※上記時間は、あくまで予定です。開始時間が前後する可能性もあります。

■場所■

慈海宅仏間(福井県坂井市春江町針原20-31)

※えちぜん鉄道「鷲塚針原駅」より徒歩10分
※車でお越しの方は慈海宅向かいの福井銀行さんの駐車場をお使いください。

 なお、当日のタイムテーブルは下記の通りです。

■第六回念仏会の進行(予定)■

<9:00> 第六回開会のご挨拶
|  お勤め(讃仏偈)
|  お念仏の時間
<9:30>
|  ご法話お聴聞<前席>
|  ※梯和上のご法話音源をいっしょにお聴聞しましょう
<10:30>
|  お勤め(重誓偈)
|  お念仏の時間
<11:00>
|  ご法話お聴聞<後席>
|  ※前席に引き続き梯和上のご法話音源をいっしょにお聴聞しましょう
<12:00>閉会のご挨拶

※このあと、昼食のあと、座談会もしくは勉強会を開催するかもしれません。

なお、上記スケジュールは、あくまで予定です。当日変更の可能性もあります。

合掌
なんまんだぶ

カテゴリー: お知らせ タグ: 念仏会, 法話

聞見会新聞【第2号】

2013年10月9日 by 慈海

聞見会新聞第二号 [続きを読む]

カテゴリー: 聞見会新聞 タグ: コンビニ坊主, 慈海, 法話, 聞見会新聞, 言葉

聞見会新聞【創刊号】

2013年10月8日 by 慈海

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カテゴリー: 聞見会新聞 タグ: コンビニ坊主, 慈海, 法話, 聞見会新聞, 言葉

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