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聞見会

お念仏の会

御文章

あれは蓮師か釈尊か

2019年3月26日 by 慈海

「浜坂の山のあなたに打つ波も 夢おどろかす法の音かな」(蓮師)

ここ数日疲れたので今夜はやすみましょうと枕を引き寄せたところで春雷一声。あれは蓮師か釈尊か。

下記今朝拝読の御文章。四帖七通「六か条」

一 近年は仏法繁昌ともみえたれども、まことにもつて坊主分の人にかぎりて信心のすがた一向無沙汰なりときこえたり。もつてのほかなげかしき次第なり。
一 すゑずゑの門下のたぐひは、他力の信心のとほり聴聞の輩これおほきところに、坊主よりこれを腹立せしむるよしきこえはんべり。言語道断の次第なり。
一 田舎より参詣の面々の身上においてこころうべき旨あり。そのゆゑは、他人のなかともいはず、また大道・路次なんどにても、関屋・船中をもはばからず、仏法方の讃嘆をすること勿体なき次第なり。かたく停止すべきなり。
一 当流の念仏者を、あるいは人ありて、「なに宗ぞ」とあひたづぬること、たとひありとも、しかと「当宗念仏者」と答ふべからず。ただ「なに宗ともなき念仏者なり」と答ふべし。これすなはちわが聖人(親鸞)の仰せおかるるところの、仏法者気色みえぬふるまひなるべし。このおもむきをよくよく存知して、外相にそのいろをはたらくべからず。まことにこれ当流の念仏者のふるまひの正義たるべきものなり。
一 仏法の由来を、障子・かきごしに聴聞して、内心にさぞとたとひ領解すといふとも、かさねて人にそのおもむきをよくよくあひたづねて、信心のかたをば治定すべし。そのままわが心にまかせば、かならずかならずあやまりなるべし。ちかごろこれらの子細当時さかんなりと云々。
一 信心をえたるとほりをば、いくたびもいくたびも人にたづねて他力の安心をば治定すべし。一往聴聞してはかならずあやまりあるべきなり。
右この六箇条のおもむきよくよく存知すべきものなり。近年仏法は人みな聴聞すとはいへども、一往の義をききて真実に信心決定の人これなきあひだ、安心もうとうとしきがゆゑなり。

なんまんだぶ

カテゴリー: 口耳四寸記 タグ: 御文章

【第6回】蓮如さんのご文章をまなぶ【雪中章】

2019年2月15日 by 慈海

明日は福井県春江町針原のお寺 放光寺 で2か月ぶりの「蓮如さんのご文章をまなぶ」です。

今回は『雪中章』です。

「幸ひに五里・十里の遠路をしのぎ、この雪のうちに参詣のこころざしは、いかやうにこころえられたる心中ぞや。千万心もとなき次第なり。」
(五里・十里の遠意雪道をはるばると越え、吉崎まで参詣に来られたのは、どういう心持ちでありましょうか? なんとも心もとないことであります。)

わざわざ、雪の中を必死に吉崎まで参詣に来られた方々に向かって、「いったいどんなつもりでここまで来たのか?」という厳しいお言葉ではあります。しかし、それは何よりも蓮如さんの優しさがあふれ出た問いでありました。

ほんとうの「優しさ」というのはどういことでしょうか?そして、何のために寺に参り、何のために仏法を聞くのか?

そういったことを、この『雪中章』から味わっていこうと思います。

針原地区の方だけでなく、どちらの方でもご遠慮なくいらしてくださいませ。始めていらした方には慈海から本願寺出版の「御文章 ひらがな版 - 拝読のために」を差し上げております。

◆雪中章
http://labo.wikidharma.org/…/%E5%BE%A1%E6%96%87%E7%AB%A0_(%…

◆御文章 ひらがな版 - 拝読のために
https://hongwanji-shuppan.com/item/detail.html…

◆放光寺
https://goo.gl/maps/HX2x8ArNWXF2

なんまんだぶ6回)チラシ

カテゴリー: お知らせ タグ: ご文章, 御文章, 放光寺, 放光寺サロン, 蓮如さん, 蓮如さんのご文章をまなぶ, 雪中章

【学習会】蓮如さんのご文章をまなぶ【毎月16日】

2018年6月29日 by 慈海

毎月16日、放光寺サロン健康体操のあとで、慈海が講師になって「ご文章」の学習会を開催することになりました。

「凡夫往生の鏡」とも「御慈悲のきはまり」ともさらには「如来の直説」とまでも言われるこの御文章あってこそ、我々は御開山聖人がお勧めくださった往生極楽の道を聞き知ることができたといっても過言ではないと思います。

とはいえ、500年以上も前の時代背景、また当時の表現で書かれているお言葉ですから、味わい方、読み方というものにコツがあるというのも否めません。また「ご文章は御開山聖人に帰して読め」とも慈海は聞かされてきました。

ということで、この学習会では、単に御文章の解説というよりは、御文章を通して、御開山聖人御一流の御勧化とはいったい何なのであるか、そして、我々が何を願い、何をよりどころとするべきかということを、ともに聞き味わう学習会にしたいと思っています。

対象はとりあえず、放光寺さんのサロンでの開催ですから、針原村のご高齢の方が対象ではありますが、慈海個人的にはどちらの方でもどんな方でも、お念仏をよろこばれる方であれば、お念仏をよろこびたいと思ってらっしゃる方であれば、いらしてくださってもいいと思っています。

なお、この学習会では、浄土真宗教学研究所編の「御文章 ひらがな版 拝読のために」をテキストにしていく予定ですが、なんと!参加者全員に!無料で!この本、慈海からプレゼントいたします!頑張るぜ!!

針原村以外の方で参加希望の方はコメント欄にご連絡ください。

なんまんだぶ

 

カテゴリー: お知らせ タグ: 勉強会, 学習会, 御文章, 放光寺, 蓮如さん, 針原

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