【第一回】聞見会 念仏会 (もんけんかい ねんぶつえ) の、場所を提供してくださった長慶寺の釈一法さんが、参加された際のレポートを備忘録として残してくださいました。
以下、その備忘録をそのまま転載いたします。
念仏会の雰囲気がわかりやすいかと思います。
==========以下転載============================
経過。
序
・本尊へのなんまんだぶ。
セッション① 13:30~
・座る位置を決めた。
・三帰依
Buddhaṃ saraṇaṃ gacchāmi
Dhammaṃ saraṇaṃ gacchāmi
Saṅghaṃ saraṇaṃ gacchāmi
・各々のコトバ、テンポ、高さ、大きさで念仏はじまる。
・14時になった時点でキン1打。
・回向 願似此功徳
・合掌、ねんぶつ。
休憩&わかちあい。
セッション② 14:30~
・それぞれのポジション設定。(座りっぱなしは寒かった。)
・伽陀(先請弥陀入道場:大谷&出雲路派の節で)
・各々のコトバ、テンポ、高さ、大きさで念仏はじまる。
・15時になった時点でキン一打
・回向 願似此功徳
・合掌、ねんぶつ
分かち合い。
結
・本尊へのなまんだぶ。
解散
感想(たいえんちょうの個人的な印象)
・おもしろかった。
・時間経つの早かった
・腹いっぱいというより、米びつのスイッチ押しっぱなしな感じ。身に余りある念仏。
・いろいろ考えること浮かんだけど、やってるうちに玉ねぎの皮一枚一枚脱皮するかのようにシンプルに集中できる感覚があった。
・大人数でしていたら、トランス状態になるかもしれん。
(とある他宗の通夜で感じた題目合唱のことを思い出した。)
・やっている間、ニュートラルになるというか、パソコンでいうアップデートorディスククリーンアップ中の感じというか、要するに頭の中が整理できて楽になった感じ。
・途中、行堂っぽく動いてみたけれど、何か、ウロウロせず1つの場所で念仏していた方がブレない感じがした。
・念仏行のことだけでなく、それに触発されたエピソードのことが思い出され、分かち合いの時の話が盛り上がった。
・それぞれ違うテンポや音の高さで念仏称えていたんだけど、途中でハモる場面も何度かあった。そのときは何かドキッとした。
・心地よかったです。
ただ念仏称えるだけなので、することはシンプルで簡単で易行のはずなんですが、いままでやれなかったというのは何か自分に理由があったんでしょう。受持甚以難&難中之難の行にしておくにはもったいない気がしました。
・私が腹いっぱいになるというより、この本堂に対していままで十分にお念仏お供えしてなかったという反省も浮かんできました。
2013.12.14 釈 一法 from長慶寺 拝
==========転載ここまで============================