放光寺さんでの報恩講法要、きょうの日中法要(午前10時からの法要)をもって無事御満座を迎えました。
ちゃんと数えたわけではないですが、例年よりもお参りの方が多く、お御堂が少し狭く感じました。気のせいかな?
ご講師は、昨年と同じく三国町受恩寺住職、長尾先生でした。長尾先生は慈海と歳が近いこともあって、コーヒーだけで一晩語りあかせる(つまりシラフで)、数少ない法友の一人でもあります。軽快で耳にやさしい語り口、分かりやすくお取次ぎくださるので、うちの村の方々にもファンが多いです。
さて、今年の放光寺さんの報恩講が済んで、いよいよ秋本番だなぁって感じがしてきました。まだまだこれから予定に追われる時期がしばらく続きますが、それが落ち着いてきたころにはもう冬です。
仏事に追われる生活をしている自分が、ふと不思議に思えます。とある方が以前おっしゃっていた通り、ふと目を覚ますとスーツ姿で会社のトイレの中でお念仏ぶつぶつ呟いていた姿のままじゃないかと思う時があります。
吉崎に帰る車の中、夕暮れの北潟湖がとても静かで、やっぱり今まだ夢を見ているのかもしれんなぁという思いがはなれませんでした。
この夢が覚めたときに、自分はどこにいるのでしょうか。
なんまんだぶ